finalmouse Starlight X Nightfallレビュー。新形状とTMR-DSで何が変わった?

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finalmouseの新型ワイヤレスゲーミングマウス「Starlight X(SLX)Nightfall」を購入しました。

数年ぶりに刷新された形状に加え、TMR-DSアナログクリックやPerfectPollingなど、従来モデルから大きく進化しています。

筆者はこれまでStarlight-12やUltralight X(ULX)を使ってきましたが、今回のNightfallは特に変化を感じたモデルです。

この記事の結論
  • おすすめな人:軽さと安定感を両立し、クリックの反応を細かく調整したい人
  • おすすめしない人:サイズを選びたい人や、ホイールの滑りやすさが気になる人
  • ひとことで言うと:新形状とTMR-DSで操作性が進化し、今後もメインで使い続けたいゲーミングマウス。

実際に使って分かった握り心地やゲームでの操作性、気になったところまで詳しくレビューします。

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目次
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"使ってみた時の小さな驚き"や"ちょっと不便に思ったこと"など、「個人目線だからこそ伝えられるリアルな感想」を重視しています。

Starlight X Nightfallのスペック

finalmouse Starlight X Nightfall
finalmouse Starlight X Nightfall
38gの軽量ボディに新形状とTMR-DSを備えたゲーミングマウス
製品名
Starlight X Nightfall
価格
179米ドル(発売時)
サイズ
長さ124.8 × 高さ39.5 × グリップ幅58.9mm
重量
38g
素材
カーボンファイバー複合素材
センサー
Finalmouse F1
クリック方式
TMR-DSアナログクリック
作動点調整
最小0.01mm刻み
ラピッドトリガー
対応
ワイヤレス技術
PerfectPolling / PerfectSync
バッテリー
250mAh

Starlight Xは、形状から内部構造、クリックシステムまで新たに設計されたfinalmouseの次世代モデルです。

重量38gという軽さを維持しながら、ボディの剛性や操作性、クリックの応答性まで見直されているのが特徴です。

新しくなったデザインと質感

finalmouseから久しぶりに新しい形状が登場したということで、実際に手にしたときは思わず「おおっ」と声が出るほど興奮しました。

正直、Nightfallのカラーリングはそれほど好みではありません。それでも実物を見るとやっぱりかっこよく、finalmouseらしさを感じるデザインです。

何より驚いたのが、ボディ全体の剛性感でした。

軽さと剛性感を両立

従来のfinalmouseは、軽量化のために採用されたハニカム構造が特徴でした。

筆者自身も、あのデザインが好きだった一人です。

今回のStarlight Xでは新しいカーボンファイバー複合素材を採用し、主要なシェル構造も刷新されています。

実際に触ってみると、どこを押しても簡単にはへこまず、非常にしっかりとした硬さを感じます。

これまで軽さを追求してきたfinalmouseが、剛性感や操作性まで重視するようになった。

この変化は、今回のモデルで特に面白いと感じた部分です。

形状と握り心地

Starlight Xで最も大きな変化を感じたのは、マウス後部の高さです。

筆者は普段つかみ持ちに近い持ち方をしていますが、従来モデルよりも後部が高くなったことで、手のひらに少し触れるようになりました。

最初は違和感があり、指先だけでマウスを細かく動かす操作もしづらくなった印象です。

ただ、1〜2時間ほど使うと違和感はほとんどなくなり、現在はむしろ安定して握れると感じています。

また、以前のULXはS・M・Lの3サイズ展開で、筆者はMサイズを好んで使っていました。

今回のNightfallは1サイズのみですが、実際に握った感覚ではULXのMとLの中間くらい。

サイドボタンも従来どおり押しやすく、全体的な握り心地には満足しています。

Ultralight Xとの比較

以前レビューした「Ultralight X(ULX)Prophecy Clix」のMサイズと比較してみました。

指先操作重視
Ultra Light X Prophecy Clix
Ultra Light X Prophecy Clix
指先で細かく操作しやすい軽量モデル
安定感重視
Starlight X Nightfall
Starlight X Nightfall
新形状とアナログクリックで安定性を追求
比較項目項目を選択タップして選択
形状
後部が低く、指先で動かしやすい
後部が高く、手のひらを支える
項目を選択して違いを確認

数値の差は小さく見えますが、実際に握ると後部の高さによる違いを感じます。

ULXは指先で細かく操作しやすい一方、Starlight Xは手のひらが支えになり、トラッキングが安定した印象です。

どちらにも良さがあり、単純な上位互換というわけではありません。

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ゲームで感じた操作性の違い

トラッキングが安定した

ゲームで使用して最も変化を感じたのは、トラッキングの安定感です。

筆者は腕や肩を使って大きくエイムを合わせ、指先で細かく調整するスタイルでプレイしています。

Starlight Xは後部が手のひらに触れることで支えが生まれ、敵に照準を合わせ続ける操作が以前より楽になりました。

指先の自由度は従来のULXの方が高かった印象ですが、トラッキングの安定感はStarlight Xの方が好みです。

TMR-DSは単発射撃で違いを実感

もうひとつ驚いたのが、新しく搭載された「TMR-DSアナログクリック」です。

TMR-DSは、メカニカルスイッチのクリック感を残しながら、磁気センサーによって入力を検出する仕組みです。

クリックを認識する位置は最小0.01mm刻みで調整でき、物理スイッチが作動する前の段階でも入力を検出できます。

実際に使ってみると、特に単発武器やショットガンなど、一発のタイミングが重要な場面で違いを感じました。

これまでは照準を合わせて撃ったつもりでも、思ったタイミングで反応していなかったり、わずかに照準がずれたりすることがありました。

TMR-DSでは、特にフリックエイムから素早く射撃する操作で、明確な違いを感じています。

物理クリックと両立していて、クリックの「カチッ」がくる前に反応する感じですね。

ただし、実際の命中率や反応時間を測定したわけではないため、あくまで筆者がプレイ中に感じた変化です。

現在のクリック設定

作動点は0.15mm、0.18mm、0.20mmと試し、現在は0.20mmに設定しています。

0.15mmでも反応は良好でしたが、誤クリックの心配もあったため、少し余裕を持たせました。

設定項目現在の設定
左クリックTMR Analog / 0.20mm
右クリックMechanical
Smart Rapid TriggerON
Release PointNormal
Rapid Trigger Sensitivity220μm

Rapid Triggerも使用していますが、こちらは正直、大きな違いを感じていません。

マウスはもともと連続クリックしやすいため、キーボードほど効果を実感する場面が少ない印象です。

現時点ではTMR-DSの作動点調整の方が印象的ですが、設定は今後も模索していきたいと思います。

PerfectPollingとバッテリー性能

Starlight Xでは、新しいワイヤレス技術「PerfectPolling」と「PerfectSync」が採用されています。

PerfectPollingは、単純にポーリングレートを高くするのではなく、無線通信やUSB出力のタイミングを最適化する技術です。

さらにPerfectSyncでは、センサーの読み取りからPCへの出力までを同期させ、不要な遅延を抑える設計になっています。

従来のULXでは1,000Hzや8,000Hzなどを選択できましたが、Starlight Xでは従来のように細かくポーリングレートを選ぶ必要がなくなりました。

なお、XPanelにはUSB側の8kHz表示がありますが、これはマウスの動作情報が毎秒8,000回更新されることをそのまま意味するものではありません。

PCによって最適化してるのか、スペックが違うと差があります。

バッテリー持ちは大きく改善

実際に使って特に満足しているのが、バッテリー持ちです。

以前はポーリングレートを高くするとバッテリー消費が気になりましたが、今回はそうしたことをほとんど意識しなくなりました。

具体的な連続使用時間は計測していませんが、以前より長く使えると感じています。

無線接続も安定しており、ゲーム中にマウスの動きが飛んだり、接続が途切れたりした経験は今のところありません。

接続の安定性は従来のfinalmouseでも満足していましたが、バッテリーを気にせず使いやすくなったことは、今回の大きな進化だと思います。

XPanelの使い勝手

各種設定には、ブラウザ上で動作する「XPanel」を使用します。

TMR-DSの作動点やRapid Trigger、プロファイルなどを管理できますが、今までと大して変わりません。

プロファイルはマウスのボタン操作で切り替えられますが、複数プロファイルを使った運用はまだ試していません。

プロファイルの切り替え方法
  1. 左クリック+右クリック+ホイールクリックを同時に押し続ける
  2. 3つのボタンを押したまま、サイドボタンを押す
    • 前側のサイドボタン:次のプロファイル
    • 後側のサイドボタン:前のプロファイル
  3. ボタンを離すと切り替え完了

なお、筆者はNightfallをゲーム専用として使用しています。普段のPC作業ではLogicool MX Master 4を使い、用途に応じて切り替えています。

Nightfallは、全世界10,000台の限定モデルとなっており、従来モデルでは本体底面にナンバリングが施されていましたが、今回はXPanelへ製品を登録すると、コレクション画面で自分の個体番号を確認できるようになりました。

気になったところ

サイズ展開とホイール

Starlight Xは1サイズのみの展開です。現在の形状には満足していますが、手の大きさや持ち方に合わせて、できれば2サイズ程度は用意してほしかったと思います。

また、マウスホイールも改善の余地があります。

以前のULXより滑りにくくなった印象ですが、今でも指が滑り、思うように回せない場面があります。

もう少し指に引っかかるような、確実に操作できるホイールになってほしいところです。

配送の遅延

今回、製品以上に不満だったのが配送の遅延です。

Nightfallは5月末に購入しましたが、実際に届いたのは10月。当初の発送予定から大きく遅れ、受け取るまで長い時間がかかりました。

待っている間は正直かなり不安でしたし、メーカーとして改善してほしい部分です。

何年経っても改善しないよねw

製品そのものが優れているからこそ、購入から配送まで安心できる体制にも力を入れてほしいと感じました。

発売から購入までの経緯は、以前のStarlight Xの発表・購入記事でも紹介しています。

軽さだけじゃない、操作性まで進化した新世代マウス

Product Review
finalmouse Starlight X Nightfall
総合評価5.0/ 5.0
  • 新形状によってトラッキングが安定した
  • TMR-DSで単発射撃の反応が良くなった
  • 軽さと剛性感を両立し、バッテリー持ちも良好
  • サイズ展開が1種類しかない
  • マウスホイールがまだ滑りやすい
  • 配送が大幅に遅れ、到着まで不安だった

finalmouse Starlight X Nightfallは、これまでの軽さを維持しながら、形状や剛性感、クリック性能を大きく進化させたゲーミングマウスです。

特に印象的だったのは、後部形状によるトラッキングの安定感と、TMR-DSによる単発射撃の操作感でした。

サイズ展開やマウスホイール、配送の遅延など、改善してほしい部分はあります。

こんな人におすすめ
  • 軽さと握り心地の安定感を重視する人
  • 単発射撃やフリックエイムの操作性を高めたい人
  • クリックの反応を細かく調整したい人
  • バッテリー持ちと安定した無線接続を求める人
  • 従来のUltralight Xからの買い替えを検討している人

それでも、今後もメインのゲーミングマウスとして使い続けたいと思えるほど、今回のNightfallには満足しています。

以前のULXにも良さはありますが、現在のメインはStarlight Xです。

特にULXを使っている方には、新しい握り心地とクリック性能をぜひ一度体験してほしいですね。

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