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SCUF(スカフインパクト)を1年以上使用したのでレビュー|PS5での使用や壊れやすさを個人的に解説

FPSゲームをやる上で便利なものといえばさまざまなデバイスがあります。
今回は、価格帯が幅広いSCAFコントローラーを購入し、長期間使用したのでレビューします。SCAFコントローラーは海外で一時期最も人気がありました。
この記事のポイント
- スカフコントローラーについて気になる
- スカフの壊れやすさについて
- スカフの価格や使用感
今でこそさまざまな物やメーカーが登場していますが、海外プロで最も使われていたコントローラーと言っても過言ではない商品です。
値段もまさしくそれに応じたものとなっているので手が出しにくいものではあると思いますが、実際に購入してみてそれ相応の価値があるのかをみていきたいと思います!
スカフ・インパクトを5年使い倒した感想

スカフとは?
コンソールゲームのコントローラーを改造して販売しているのがスカフです。
スカフゲーミングから発売されているこのコントローラーは、一時期海外のプロゲーマーの使用率が非常に高く、評価の高いプロコンです。
そして、こういったプロコンには背面ボタンが付いており、人気の高いスカフには独特の特徴があります。
スカフの特徴はボタンではなくパドルを採用しているところにあります。(最近のスカフにはパドルを使用していないものも多く採用されてきています。)
最初はあまりイメージできにくいかもしれませんが、実物を見ると“ボタン“という呼び方よりも“パドル”の方が合っているなと思います。
スカフのパドルはレスポンスが高く、押すとかなりの好感触なのが特徴です。
SCAFの種類
スカフ・インパクト

インパクトはシェル(コントローラーの形)をスカフ独自で開発したものが使われています。
筆者が購入したものもこちらのインパクトになります。
一番の特徴は見たまんまの形と背面にある4つのパドルです。
スカフ・インフィニティ4PS

スカフインフィニティはPS4コントローラー+パドルというシンプルな構造のカスタムコントローラーです。
標準的なDualShock 4から移行しやすく、慣れやすいのが特徴です。
標準的なコントローラーからプラスαの機能がついたコントローラーという位置付けになります。
スカフ・バンテージ

スカフバンテージは、購入後も簡単にカスタマイズやメンテナンスができるように設計されたコントローラーです。
基本的にはプレステ仕様のコントローラーです。
表面シェルが磁石になっていたり十字キーとアナログスティックの位置を好きな時に変更することができます!
スカフ・プレステージ

スカフプレステージはXBoxのコントローラーをベースにパドルを追加したモデルです。
XBoxはPS4と違いコントローラーの形が左右非対称なのが特徴です。
日本以外の国では、ソニー製のPlayStationよりもMicrosoft製のXboxの方が人気があるため、親しみやすいと感じる人もいるでしょう。
スカフ・インスティンクト

スカフインスティンクトは、プレステージと同様にXboxベースのコントローラーです。
スカフバンテージで導入された背面ボタンを改良し、良い点を伸ばしつつ改善を重ねて進化しました。
スカフバンテージより導入された新たな背面ボタンをさらに改良し、いいところを伸ばして人気が出なかったところを消しながら進化させてきました。
最新のスカフで箱コンベースが欲しいならこのインスティンクトになります。
また、インスティンクトから機種のグレードを選択するようになりました。
インスティンクトには通常バージョンとProバージョンがあり、カスタム内容と価格が異なります。
スカフ・リフレックス

スカフリフレックスはPS5をベースにカスタムされたコントローラーです。
インフィニティの後継モデルであるリフレックスは、販売されたばかりです。
インスティンクト同様にいいところ取りをした新たなプレステコントローラーです!
パドルも新たにアップデートされさらに押しやすく改良されています。
プロも使う最新鋭のコントローラーです。
スカフ・インパクトのレビュー
今回購入したのは上記で紹介した「スカフ・インパクト」です。
購入当時、PS5版のスカフであるリフレックスは販売されていなかったため、スカフ・インパクトを購入しました。
外観
まずは外箱からです。商品は上記の公式ページより購入しました。

かなり高級感のある外箱です。
伝統的なパドルタイプのスカフであり、このパドルこそがスカフが有名になった理由の一つです。
開封してみていきたいと思います。


内箱及び本体です。
スカフは発売されてから暫くするとフルカスタムで購入できるようになります。
こちらは筆者がフルカスタムオーダーで購入したので、シェルやボタンなどのカラーリングを変更しています。

カスタム内容を軽く紹介していきます。
SCUFのカスタム内容 | SCUF IMPACT |
---|---|
シェル | チェリーブロッサム(桜模様) |
EMR(リマッピング機能) | あり |
スティック | ホワイト凹型ショート |
バンパー(R1) | デジタルタップトリガー |
トリガー(R2) | デジタルタップトリガー |
リング | レッド |
グリップ | ハイパフォーマンス グレー |
振動除去 | あり |
パドルカラー | グレー |
背面も上記のようにカスタムしているので通常に購入するスカフとはまた違った感じになっています。

また購入する際に別でスティックを購入しています。
ホワイトの凸型ロングスティックを購入し、右側のアナログスティックと入れ替えました。

— SCUF (@ScufGaming) December 3, 2021
カスタマイズ機能
スカフにはたくさんのカスタマイズができるようになっています。
ここでは、筆者が選択した機能について詳しく紹介します。
デジタルタップトリガー

バンパー、トリガーともにデジタルタップトリガーに改造しています。
デジタルタップトリガーはマウスのようなクリック感を実現したトリガーになっています。
スカフでは従来よりトリガーの位置を浅くする構造をとっていましたが、最新のカスタマイズとしてこの機能が登場しました。
切り替えることはできませんがオススメの機能の一つです。慣れるとやめられなくなります。
カスタムスティック

こちらはスカフ特製のスティックです。
長さは「ショート」と「ロング」から、トップの部分は「凹型」と「凸型」から選ぶことができます。
また、カラー好きなものを選ぶことができるのでお気に入りのコントローラーにカスタマイズしやすいです!

スティックの交換も簡単でこちらのツールを使えば簡単に交換できます。
簡単に交換手順を紹介します。


ツールでリングを外して差し替えるだけです。
少し硬い時もありますが問題なく交換できます。

DualShock 4のスティックも販売されているため、純正スティックを使用したい方や、コントロールフリークを使用したい方でも問題ありません。
ハイパフォーマンスグリップ

長時間ゲームをするとコントローラーが滑ってしまいます。
ハイパフォーマンスグリップはそんな心配がなくなります。
スカフでは以前からミリタリーグリップが利用されていましたが、新しいコントローラーでもハイパフォーマンスグリップと同じグリップが採用されています。
EMR(リマッピング機能)

スカフはもともと磁石機構でのリマッピング機能を採用しています。
リマッピングは背面ボタン割り当ての事でこの機能をつけないと磁石を持っていても意味がありません。
この機能は全てのスカフに標準搭載されるべきだと感じる人もいるでしょう。
やり方は簡単で上の磁石をつけて背面ボタンを押しながら割り当てたいボタンを押すだけです。
使用感のレビュー
スカフは非常におすすめです。
購入から1年経ちましたが、故障はなく最高のパフォーマンスを発揮してくれています。
ですが、メリットもあればやはりデメリットもあるもの。
ここでは筆者が実際に使用してみたメリット、デメリットを紹介していきます。
メリット
メリットとして最初に思い浮かぶのは”アタッチメントがいらない”という事です。
- エイムリング
- コントロールフリーク
- 背面ボタンアタッチメント
- 滑り止めグリップ
これらのアタッチメント類は必要ありません。
また、最大の特徴である背面パドルとデジタルタップトリガー(マウスクリック)はかなり気に入って使っています。
使い心地もかなりよく満足しています。
デメリット
一番目立つデメリットは“値段“です。
かなり高価なものになりますので躊躇する方もたくさんいると思います。
使用感では特に問題ないと思います。
手の大きさによっては「インパクト」または「インフィニティ」を選択する必要がありますが、どちらを選んでも大差はありません。
故障について
海外製品なので基本的に取り寄せになりますが、故障した際の対処法について海外だと面倒だと思いますよね。
筆者のスカフは故障しておらず、1年以上毎日使用していますが、劣化はあるものの故障はありません。
ですが、万が一故障してしまった際の為に修理対応が日本でできると1週間程度もあれば直って返ってきます。
ここでは、故障時の対処法を紹介します。
日本の販売代理店で購入する
一番安心なのはこれです。
購入時も日本語で購入することができて、購入後も保証があり何かあった時も心配いりません。
スカフの購入先で有名なところで購入してみるのがいいと思います。
サザビーズゲーミンググ
ふもっふのおみせ
修理業者に依頼する
公式サイトからや中古購入した方にはこちらがオススメ!
Twitterで検索するとたくさん出てきますが有名で安心の修理業者です。

評価

- アタッチメント不要
- 背面パドル搭載
- スティックも吸い付が良い
- 値段が高い
- 修理業者が限られている
- スティックは消耗品
PS4版のスカフは基盤が純正のコントローラーと同じものを使用しているため、PS5でもPS4のソフトを使用できます。
PCでは特に制限もありません。
背面ボタンはとても便利で強くなるにも近道の一つだと感じました。
価格や修理関係で困っている方にも、代理店などもありかなり手に取りやすくなったかなと思います。
どうしても心配な方は「デュアルセンスエッジ」がおすすめです!

背面ボタンも付いていて、かなり使用感も良かったので検討してみてください。