Ducky One X miniを3ヶ月間実際に使ってみて感じた事とラピトリの設定

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最近のゲーミングキーボードにはあたり前のように、ラピッドトリガー機能があります。

さらに、ラピッドトリガーの性質上、アクチュエーションポイントを設定できるキーボードも多くなりました。

筆者が気に入っているメーカーで最近購入したキーボードである「Ducky One X」にも、ラピッドトリガー機能は付いています。

今回は、ラピッドトリガー搭載の最新シリーズ「Ducky One X」を購入から3ヶ月ほど使用したので、使ってみたあとのレビューをしていきたいと思います。

本記事では、使ってみて分かったおすすめの設定方法なども一緒に解説しているので、是非参考にしてみてください。

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Contents

各機能についての解説

最新のゲーミングキーボードに付いている「アクチュエーションポイント」「ラピッドトリガー」ってそもそも何?という方について、簡単に解説していきます。

ラピッドトリガー

道路標識にとまれと書かれた標識

ラピッドトリガーとは、キーを押して離した時にリセットする部分を可変してくれる機能です。

キーを浅く押しても、深く押しても瞬時にリセットされるので、連打してもしっかり認識してくれます。

従来のキーボードには、キーがアクティブになる作動点と、リセットされる作動点がそれぞれ設定されていました。

アクチュエーションポイント

駐車場に止まっている白い車の写真

アクチュエーションポイントは、キーを押した時にどのくらいの深さまで押し込むと反応するかについてのポイントとなります。

以前までのキーでは、使用している軸によって作動点が異なりましたが、この機能を設定できると自分で好きな値に設定できます。

キーによっては作動点を深くしたり、浅くしたりすることで、キー入力の誤爆を防いだり、少しの押し込みでも高速反応するように設定することができます。

Ducky One X miniを使ってみて

ここ3ヶ月間は、購入したDucky One X miniを使用して、ゲームはもちろん仕事でも使用してきました。

そんな中で新たに感じたこともありましたし、ファーストインプレッションでも感じたことを、実際に味わったりもしました。

そんなDucky One X miniをある程度使って分かったことについて、執筆していきます。

Ducky One X mini 使用感レビュー

  • ゲームではサイズ感良い、仕事ではサイズ感は微妙
  • 打鍵感やキーなど、機能性は歴代最高
  • カスタマイズ先が現時点では、無いに等しい
  • ラピトリなどの機能面は全体的にいいが、ソフトに少し不満点

それぞれ筆者が使ってみて感じたことを解説していきたいと思います。

サイズ感について

Ducky One Xは現在執筆時点では、60%サイズであるminiモデルと110%サイズであるFULLモデルの2種類が販売されています。

製品としては、2サイズ展開でカラーもブラックとホワイトの2色が登場していますが、日本の公式代理店である、ふもっふのおみせではminiサイズのホワイトしか取り扱いがありません。

Duckyの公式サイトでは購入できませんが、実際にブラックやフルサイズを購入しようと思うとUSAmazonから購入することができます。

Ducky One Xシリーズのキーボード製品一覧ページ

アメリカのサイトから購入する場合は、送料が高くなりがちで、関税がかかる事もあります。

DuckyはアメリカAmazonには、公式取り扱いストアがあり、簡単に購入することができます。

現状は入手難易度が少し高めとなっていたり、そもそもTKLやSFのサイズ展開がないのが気になるところです。

今後シリーズがどんどん増えていくことで、解決されていくのですが、60%キーボードは本当にゲーム向けです。

仕事で使う場合はかなり使いづらく感じるところでした。

逆にゲームしかやらない!ゲームの時に使うのに、サブでキーボードを複数デスクに置いておきたい!という方には、ワイヤレス機能もあったりと、かなり便利に使うことができます。

筆者もゲーム時のみ使っていますが、本当はTKLを仕事でも使いたいと思っています。

キーと打鍵感について

キーストロークや打鍵感については、Duckyシリーズ最高峰だと思います

筆者はDucky One 3では、主に赤軸と銀軸の2種類を使っていました。

Logicoolなどの他社では、青軸のクリッキーや茶軸であるタクタイルを使用していましたので、Duckyシリーズだけではありませんが、様々な軸を使ったことがあります。

コレばかりは自身で触ってみてほしいんですが、今までDucky Oneを使ったことがある方には、かなり違いがわかると思います。

Ducky One 3には戻れないレベルで、キーが最高です。

店舗では、秋葉原のパソコンショップアークなどで、実際に触れることができるようになっていたので、興味がある方は触ってみてください。

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カスタマイズ性について

最近のキーボードはオーダーメイドをするレベルでカスタマイズできるものが増えています。

ラピッドトリガーの元祖である「WOOTING」から登場している、最新のキーボードである「Wooting 80HE」はカスタム性の高いものが登場しています。

その点、Ducky One Xは現状カスタマイズ性がかなり低いです。

これには変更できる軸が無かったり、キーキャップ自体が無いことが理由です。

ですが、Ducky One X miniを使っていて、質感やキーのクリック感に満足はしているので、大きく改造したいとも思いません。

Ducky付属の干支スペースバーも、Ducky One Xに付属してくる高品質なキーキャップとは素材が少し違うので、そのまままがより素晴らしいな!と感じています。

白いキーボード

ただ、現在のカラー展開が2色だけだったり、キーキャップに面白みが無いのもまた不満点だなと感じています。

このあたりは、一つのものを購入すればたいてい満足できる、Duckyらしい仕様だなと感じていますが、One 3にあったDaybreakやAuraなどが登場してくれると、解消できると思います。

機能面について

Ducky One Xには最新機能が詰め込まれています。

  • ラピッドトリガー
  • マルチポイントトリガー
  • アクチュエーションポイント変更
  • 複数の接続方式

これらのように最新ゲーミングキーボードに劣らない性能を備えています。

機能面の不満点については、細かいところになります。

ソフトウェアで簡単に管理できるようになりましたが、まだまだ不満点がたくさんあります。

例えば、ラピッドトリガー設定の際に、キー配列は表示されますが、どのキーかわかりにくいところです。

キーボードの感度設定画面

レイアウトでだいたい分かるでしょ?という感じなんでしょうか。

確かにある程度はわかりますが、場所によっては少し分かりづらい(NとかBとか)ので流石にキーは載せてほしいですね。

その他にもアップデート時にセキュリティに引っかかり「ウイルスが検出されました」と表示されることもしばしばです。

設定自体はある程度簡単にできるんですが、SAVEボタンとかも作っておいて欲しいと感じました。

Ducky One Xでコレはやっとけ

筆者が実際に使ってみた時に必要だと思った設定を紹介していきたいと思います。

  • ラピッドトリガーの設定
  • プロファイルについて
  • Windowsキーの無効化
  • CapsLockの設定

それぞれ詳しく解説していきます。

ラピッドトリガー設定

Ducky One Xを使う場合はラピッドトリガーの設定は、かなり必須級です。

設定自体は簡単なので問題ないと思いますが、初めてラピッドトリガーキーボードを使う方は、設定自体にかなり戸惑うかもしれません。

筆者はDucky One X miniを購入したのでゲーム用にカスタマイズしています。

ここではゲーム用におすすめ設定を解説していきます。

公式サイトDuckyのソフトウェア

最新アップデートではプロファイルが2つ作れるようになっているので、ゲームによってプロファイルを切り替えて使っても便利です。次の章で、プロファイルの切り替えについて、解説しています。

キーボード設定画面

筆者はラピッドトリガーの機能はすべてのキーに設定しています。

重要なのはアクチュエーションポイントの深さで、キーの誤入力を抑えることができます。

よく使うキーはアクチュエーションポイントの深さを浅くして、あまり使わないキーや触れてしまいやすいキーを深く設定します。

上記のレイアウトでは、以下の設定にしています。

0.1mmW,A,S,Dなどの最もよく使うキー。その他にはアクションキーなどを設定すれう
0.6mmデフォルトのアクチュエーションポイント。特に設定師な場合はこのままでも問題ないが、赤軸や銀軸のアクチュエーションにしてもいい。
2.0mmあまり使用しないキーや誤入力が多いキーにはこの深さに設定。少し浅くしても深くしてもOK。

それぞれ自分で意識してレイアウトを決めてみてください。

さらに反応を抑えたいなら、ラピッドトリガーのセンシティビティーを変えてもいいと思います。

また、Duckyシリーズで使われているCherry MX 軸のアクチュエーションポイントは以下です。

CHERRY MXアクチュエーションポイント
赤軸2.0mm
青軸2.2mm
茶軸2.0mm
ピンク軸1.5mm
黒軸1.5mm
銀軸1.2mm

上記を参考にして設定してみてください。

プロファイル切り替えと設定

Ducky One Xではアップデートでプロファイル設定を2つまで保持できるようになりました。

Ducky One X Mini Wirelessキーボードの設定画面

それぞれに設定を入れておけば、簡単に変更できるようになります。

インスタントプロファイル切り替え

Fn + 右Shiftキーでプロファイルを瞬時に切り替えられます。

現在は2種類しか登録できないので、押すたびに切り替えができます。

Windowsキーの無効化

ゲームをプレイする際は、Windowsキーを無効化するようにしましょう。

プレイ中にWindowsのスタートが開くと、中断されてしまいます。

Windowsキー無効化

Fn + Windowsキーで瞬時に無効化できます。

Fnから先に押すのがコツです。

CapsLockの設定

CapsLockキーは日本語入力する際にはほとんど使いません。

このキーは英語入力時に常に大文字入力することができるキーですが、通常使用でもゲーム仕様でも使わない場合の方が多いので無効化するか別のキーに設定するのがおすすめです。

Ducky One Xは良いキーボード

Ducky One X mini
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 独自の誘導式スイッチが使いやすい
  • 3種類の接続方法で何でもこなせる
  • 7層の防振構造でタイピング感アップ
デメリット
  • US配列しかなく慣れるまで不便
  • 60%を使ったことない人は慣れる必要がある
  • スイッチが本体から外れやすい

Ducky One X miniを3ヶ月間使ってみたので、再レビューしてみましたが、ファーストレビューと大差なく最高のキーボードでした。

デメリット部分も変わらずに「キースイッチが外れやすい」「キースイッチ交換ができない」「作業用には不向き」などで大きな変更はありません。

最近のアップデートで設定できるプロファイルが追加されたりと、ソフト面では今後も期待できると思います。

キーキャップの単体販売や複数レイアウトの展開が、かなり待ち遠しいと思いました。

ゲーム用に購入するって方は、最新作であるDucky One X miniが一番オススメです!

関連記事からさらに紹介しているので、他の記事も参考にしてみて下さい。

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