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マウスソールのおすすめ完全ガイド|素材の違いと布・ガラス別の選び方を解説

筆者はFPSをやる時は基本的にマウスゲームをするようにしています。
最近では、マウスパッドも布のいいやつを買ったり、ガラスマウスパッドを買ったりしてレビューもしていますが、「マウス」と「マウスパッド」を揃えた時にやっぱり思うのが「マウスソールは何がいいんだろう?」ということです。
これは素材に関わらず、色々考えていました。
今回はマウスソールの焦点を当てて、各ソールの素材やおすすめメーカーなどをまとめていきたいと思います。
マウスソールについて
そもそもマウスソールって何?なんのためにあるの?てところから、始めていきたいと思います。
マウスソールの役割
マウスソールはマウスとマウスパッドの間を繋ぐパーツです。
このパーツによって、滑りがよくなったり抑制できたり、様々な効果があります。
操作感が大きく変わってくる部分なので、実はかなり重要パーツとなっており、マウスパッドを開発している会社に一緒に開発して欲しい部分だと思っています。
操作感に重要な要素
- マウスの滑り出し(初動)
- 動かした時の抵抗
- マウスの止めやすさ
- 移動時の音や振動
上記の要素はマウスソールの影響によるものなので、マウスやマウスパッド自体が良くても使いやすさに直結します。
マウスソール素材一覧【比較表】
まずは、現在流通しているマウスソール素材を一覧で見てみましょう。
| 素材 | タイプ | マウスパッド | 耐久性 | 総評 |
|---|---|---|---|---|
| PTFE | バランス | 布 / ガラス | 中 | 王道・万人向け |
| UHMW-PE | コントロール寄り | ガラス向け | 非常に高い | ガラス用最適解 |
| POM | コントロール | 硬めパッド | 高い | 玄人向け |
| セラミック | スピード寄り | 硬質パッド | 極めて高い | 尖り枠 |
| ガラス | スピード | ハード系限定 | ほぼ無限 | 実験枠 |
| 宝石系 | スピード | ハード系限定 | ほぼ無限 | ロマン枠 |
| ナイロン | コントロール | 旧世代パッド | 中 | 旧世代 |
| 金属 | 不向き | 非推奨 | 無限 | 非実用 |
迷った場合は、布製マウスパッドならPTFE、ガラスマウスパッドならUHMW-PEを選べば大きく外しません。
マウスソール素材の特徴について
それぞれ素材の特徴を解説していきたいと思います。
PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)
PTFEは、現在もっとも多く使われているマウスソール素材です。
特徴
- 非常に滑りが良い
- 初動が軽い
- 布マウスパッドとの相性が抜群
- 音が出にくい
多くの純正ソールや社外ソールに採用されており、「とりあえず選んで失敗しない素材」 の王道素材です。
大抵のマウスパッドに合うので、基本的にPTFEを選んでおけば大きな不満は出にくいでしょう。
正直なところ、初めてマウスソールを交換する方にも一番おすすめです。
UHMW-PE(超高分子量ポリエチレン)
UHMW-PEは、ガラスマウスパッドの普及とともに注目されるようになった素材です。
特徴
- PTFEより硬い
- 耐久性が非常に高い
- 滑りすぎず、制御しやすい
- ガラスパッドで摩耗しにくい
ガラスマウスパッドでは、PTFEソールが比較的早く削れてしまいます。
その点、UHMW-PEは摩耗が少なく、安定した操作感を長く維持できます。
一方で、布マウスパッドでは「初動が少し重く感じる」や「繊維に引っかかる感触が出る」などのデメリットもあります。
POM(ポリアセタール / デルリン)
PTFEより「止まる」感触がある強素材。
特徴
- とにかく硬い
- 摩擦力はそこそこ高い
- 滑りは一定で安定している
- 耐久性が高い
好みはかなり分かれますが、かなりの高耐久ソールで硬め素材です。
布とガラスの両方で使えますが、どちらかと言えば布のほうがおすすめ!
ガラスの場合は両方とも素材が硬いので、結構削れます。
止めと滑りが一定なのが特徴で、上級者向けですが耐久性も高い。
セラミック(アルミナ等)
かなりの硬質素材で、使う場合はマウスパッドの素材に注意が必要。
特徴
- 硬度が非常に高く、滑りはマウスパッドに依存
- 音がかなり出やすい
- マウスパッドが摩耗していく
価格が少し高めで光度が非常に高いのが特徴。
マウスソールが消耗するのではなく、マウスパッド側が摩耗していくイメージです。
マウスパッドの使用する素材にも注意!
ガラス(強化ガラス / ホウケイ酸ガラス)
最近はマウスパッド側のガラスが流行りだが、一時期流行っていた。
特徴
- 摩擦力は低めだが一定の滑り
- 耐久性がかなり高い
- 重量が重いので、マウスに影響が出る場合もある
- ガラスマウスパッドとの組み合わせはNG
耐久性が高く、滑りが一定なのが強み。
ガラスマウスパッドとの組み合わせは、お互いに傷つくので絶対にNG。
マウスによっては重さが出るので、最近は微妙になったが、以前はかなり人気だった。
宝石系(サファイア・ルビー・人工宝石)
なぜか存在している超レア枠。
特徴
- 高度がひたすら高く、摩耗しないので半永久的に使える
- 摩擦はほぼないが、滑りはマウスパッドによる
- 使うならハード系マウスパッドがおすすめ
鉱石は超ニッチ系ですが、実は存在しています。しかもそこそこの値段でw
ハード系のマウスパッドだと使えますが、布は表面を削り飛ばします(もちろんガラスもNG)
FPCで勝つなら選ぶことはない。
ナイロン(PA系)
昔からある素材で、コントロールに特化しているが、現在ではかなり減少して使われなくなった。
特徴
- 素材自体は硬め
- 摩擦力は高めでコントロール重視
- 音が出やすい
- 安価
以前は結構使われていましたが、PTFE登場後は全く使われないレベルの存在へ。
最近のマウスパッドではおすすめしません。
金属系(ステンレス・アルミ等)
正直論外ではあるが、ネタ枠で存在している。
特徴
- 重量がかなりある
- 音も大きく、実用性はない
マウスパッドを破壊する可能性があるので、実用性はありません。
重量もあり、マウスを振っていくと重さをダイレクトに感じます。
マウスパッドで選ぶ
おすすめマウスソール素材
マウスパッドは現在の環境では「布製マウスパッド」か「ガラスマウスパッド」のどちらかです。
それぞれおすすめの素材を紹介していきます!
- 布製マウスパッドの場合
-
基本的にPTFE一択ですが、個人的にはPOMもおすすめです!
滑りや制御のバランスも良く、コスパもいいPTFEをメインに、上級者は高耐久のPOMも選択してみるといいかと思います。
- ガラスマウスパッドの場合
-
UHMW-PEはほぼガラスマウスパッド専用です。
PTFEももちろん使えますが、消耗が早めなので注意が必要です。
個人的にはUHMW-PEがコントロールしやすくて、おすすめです。
自分の求めるスタイルで選ぶのが一番いいですね!
また、食わず嫌いせずに、「いったん使ってみると案外いいかも!」となることも多いので、いろんな種類を使ってみましょう。
おすすめマウスソールメーカー
マウスソールは種類が多く見えますが、実際によく選ばれている定番は限られています。
迷った場合は、以下から選べば大きく外しません。
布マウスパッド向け|PTFE
Corepad
PTFEで選ぶならCorepadはおすすめです!
汎用のドットソールから、それぞれのマウスに合ったソールが販売されています。
サイズ感が違うので、自分のマウス似合ったものを選んでください!
Esports Tiger
こちらのEsports Tigerもかなりおすすめです!
価格が安くコスパよくPTFEを使うことができます。
ガラスマウスパッド向け|UHMW-PE / UPE
Wallhack
ガラスマウスパッドのパイオニアである、WallhackのUHMW-PEは滑りをある程度抑制できておすすめです。
はじめてガラスマウスパッドに挑戦する方は、UHMW-PEとPTFEの両方を使ってみてください。
X-raypad
X-raypadのオブシディアンはUPE素材で、かなり使いやすいです。
昔からマウスパッドを販売しているので、素材に加えてカラーも多数選択できるのが、かなりいいところですね!
