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finalmouse ULXシリーズ(Ultra Light X)の全モデル紹介!

2023年から登場したfinalmouseのULXシリーズ(Ultra Light X)は2025年の12月に最終モデルが販売されて、終了となります。
ULXは「わずか33グラムで、コカ・コーラ1缶に含まれる砂糖の量よりも軽く、イチゴ1個分の重さよりも軽いです。」というのが代名詞となっており、驚異的な軽さををもちつつ“カーボンファイバー複合素材”で剛性も備わっています。
プライムギアでも、finalmouseをかなりレビューしており、筆者も愛用しているので記念としてULXシリーズをすべて紹介していきたいと思います。
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finalmouse Ultra Light X
finalmouse ULXは無線の超軽量マウスとして販売されたfinalmouseシリーズの代表作です。
ここでは、finalmouse ULX(Ultra Light X)の概要を解説していきます。
finalmouse ULXの特徴
- 超軽量
-
カーボンファイバー複合素材を使用しており、軽量かつ剛性が高いマウスとして作られています。
重量はモデルやサイズによって異なりますが、33gから47gとなっており、登場時はすべてのマウスの中で最も軽いマウスと言われていました。
- 8000Hz対応
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ポーリングレートの最高値が8000Hzに対応しています。
関連記事マウスのHz(ポーリングレート)を変えると何が変わるの?
PCとの情報回数が多いほど、マウスの遅延がより少なくなる設定です。
現在でも一部のマウスでしか設定ができませんが、ULXはこれに対応しています。
- 改良されたクリック感
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クリックについても、新モデルが発売されるたびに更新されています。
PROPHECYから、大幅に良くなったと思います。
- PixArt社との提携センサー
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finalmouseにはPixArt社のセンサーが毎回使われています。
提携していて、市販のセンサーよりも融通がきく事が理由です。
より高精密でエラーの無いセンサーを提供できるようにしているようです。
- ファームウェアで更新
-
Starlightシリーズと違い、XPANELから様々な設定を変更することができるようになっています。
時代に合わせた変化をfinalmouseも取り込んでいます。
ULXシリーズの中でも、様々なアップデートを続けてきました。
Starlightシリーズとの違い
ワイヤレスマウスに進化した前作である「Starlightシリーズ」からも大きく進化しています。
ここでは、「ULXとStarlightの違い」を見ていきたいと思います。
![]() Starlight-12 | ![]() Ultra Light X | |
|---|---|---|
| ボタン数 | 6個 | 5個 |
| 重量(Sサイズ) | 約42g | 約33g |
| 素材 | マグネシム合金 | カーボンファイバー複合材 |
| 端子 | Micro-USB | USB-C |
| サイズ | 2サイズ | 3サイズ |
| ポーリングレート(最大) | 1000Hz | 8000Hz |
| ソフトウェア | 非対応 | XPANEL対応 |
その他にも細かい違いがあり「マウスソールの溝が無くなった(ソール交換が容易)」や「スクロールホイールの素材変更」などがあります。
また、それぞれのシリーズの中でも、モデル毎に変わっている点もあります。
finalmouse ULXシリーズ
Ultra Light Xのモデルを一覧で紹介していきたいと思います。
それぞれのモデルで少しずつ違いがあるので、それも踏まえながら見ていきましょう。
ULX Phantom・Guardian
横にスクロールできます


Ultra Light Xの初期モデルとして販売されました。
finalmouseは、ほぼすべてのモデルにシリアルナンバーが記載せれていますが、初期モデルは「いつでも買えるfinalmouse」として販売されていたので(実際はいつでも買えない)、シリアルナンバーが記載されていません。
ULXのデフォルト機能を備えており、Starlightよりもさらに軽くなったマウスとして注目を集めていましたが、販売時は様々な問題がありました。
多くはビルドクオリティの低さで、「バッテリー部分の粘着に埃が大量に付いたり」、「背面部分の強度が弱くへこんだり」「組み立てパーツの位置が大幅にズレていたり」していた記憶があります。
これらの不具合は暫く続くこととなりました。

ULX Pro Aceu・Tarik
横にスクロールできます


finalmouseが伝統的に出している、プロシリーズ。
初期モデルからパワーアップして出していますが、「ULX Proではスイッチを変更」しているのが、一番の特徴です。
Phantom・Guardianはクリックスイッチがネチョっとした感覚なんですが、それらが大幅に改善されました。
ですが、相変わらず不具合も多く、「Aceuは黄ばむ問題」が多く、それぞれのビルドクオリティにもかなり問題がありました。
ULX Competition

Ultra Light X Competitionは日本発売が無かったモデルです。
前作の黄ばみもあり、オールブラックはかなり人気となっていました。
また、このモデルから大幅な変更があり「塗装の変更」や「マウス側面の穴埋め」などの、最終モデルに向けた調整が行われました。
最終的にはCompetitionがULXの完成形になっていきます。
ULX Prophecy
横にスクロールできます




Ultra Light X Competitionをベースにプロカラーを加えて、サイドにペルシャ文字のデザインを加えたProphecy。
ULX Prophecyはビルドクオリティもかなり改善されており、カラーの数も多いので人気のULXです。
選び方も好きなプロのモデルを選ぶ人や好みのカラーで選ぶ人など、様々な人がいます。
入手難易度も低めで、シリアル記載で数も限られていますが、4色カラーかつ3サイズということもあり、ふもっふのおみせでは現在も在庫があります。

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ULX Sakura

Ultra Light X Competitionをベースに日本の桜をイメージしたモデルです。
ほとんど完成したULXで、本格的に使いたい方にはこのモデルはとてもおすすめ!
マウスサイドにはペルシャ文字では無く、「漢字で”桜”」と書かれています。
デスク周りに合わせたカラーとしても、かなり人気のマウスとなっています。
ULX Frostlord

Ultra Light XシリーズのラストモデルであるFrostlordは冬をイメージしたオールホワイトモデル。
次世代モデルの先行購入権が付属していて、ULXの完成形です。
初期モデルと比べると、完成度にかなりの差があり、ラストモデルに相応しくなっています。
finalmouse ULXを買うなら?
現在の購入方法
Ultra Light Xシリーズは様々なモデルがありますが、現在は公式サイトではすでに完売しています。
なんだかんだ今まですべてのマウスが速攻で売り切れています。
現在入手する場合は、日本の場合はふもっふのおみせで購入できるモデルが一部あるのと、それ以外は中古市場からの入手となります。
中古市場の注意点
finalmouseは転売はもちろん、使用後のマウスもかなり中古市場にあります。
未使用品は物が少ないため、価格が高騰しがちですが、中古品は不具合も多くあります。
当サイトにも「中古を購入したら不良品でした」という問い合わせがありますが、自己責任となるので注意してください。
心配な方はふもっふのおみせで購入すれば、交換保証や修理なども受けてくれるので、安心だと思います。
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おすすめのモデル
おすすめのモデルは「ULX Competition以降のモデル」なら、カラーで選んでいいと思います。
ビルドクオリティに関しては、当たりハズレがあるものの、それもだいぶ少なくなったと思います。(それだけ初期モデルは酷かったです)
また、サイズ感についてですが、「Cheetah(Small)」「Lion(Medium)」「Tiger(Classic)」となっていますが、それぞれ特徴があります。
- Cheetah(Small)
-
ULXシリーズの一番小さいモデル。
サイズ感はStarlightシリーズのSサイズ、UltraLight2ケープタウンのサイズ感です。
finalmouseの特徴である「軽さ」を最も体感できるマウスですが、持ち方が限定されるのが難点です。
- Lion(Medium)
-
サイズ感はStarlightシリーズのMサイズ、Ultralightのサイズ感です。
以前から人気だったサイズ感ですが、finalmouseは元々一般的なものより小ぶりなので、注意!
個人的にはこのサイズ感が一番好みでおすすめしています。
- Tiger(Classic)
-
サイズ感はLogicool G ProやRazer Viperが似ていると言われています。
背が低めなので、どちらかというとViper寄り。
他社マウスから以降する方にはかなりおすすめ!
他サイズよりは重量があるが、他社と比べると軽いので感動はあると思います。
上記の特徴を踏まえて選んでみてください。
YouTube動画コンペティションサイズ
結局ULXシリーズはどうだったの?

プライムギアの見解では「finalmouse ULXシリーズはマウス界隈に伝説を残した名作」です。
登場時からしばらくは、ビルドクオリティを中心にかなりの問題がありました。
ですが、軽さと剛性を重視して、デザインもクオリティを保ちつつ貫いたモデルだと思っています。
実際このモデルはプロシーンでも使われているモデルですし、デスクまわりに揃えておきたいアイテムにもかなり食い込むマウスです。
穴開きのハニカム構造を嫌う人がいるのも事実ですが、それ以上に「finalmouseが出るたびに買ってしまう」という方も多いのも事実。
筆者も様々な意見をレビューにしてきましたが、最終モデルは基本的に使いやすくて好きなモデルです。
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