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ゲーミングチェア「AKRACING Pro-X V2」の組み立てやすさや使用感レビュー

在宅ワークやノマドワーカーが増えてきて自宅で仕事をする人が増えてきました。
今回はゲーミングチェアを購入しましたが、上記のような理由で購入する方は結構多いと思います。
AKRacing一年半使用レビュー

実際に購入前に「DXracer」という競合ブランドで悩んだり、「レザー素材」なのか「ファブリック素材」なのかも、めちゃくちゃ悩んだ末にこのチェアを購入しました。
この記事のポイント
- AKRacingってどうなの?
- ゲーミングチェアは仕事でも使える?
- AKRacingの種類とおすすめ
実際に購入に至った経緯や注目して見たポイントを詳しく紹介していきたいと思います。

AKRACINGとは

AKRacingは2005年に中国国外向けに立ち上げられたゲーミングチェアのブランドです。
ゲーミングチェアブランドでは「DXracer」と同じくらい有名で人気なブランドです。
中国国内では「AKPLAYER」というブランド名でゲーミングチェアを展開しています。
イメージキャラクターに「本田翼さん」を2020年より採用しており、人気YouTuberの利用などから人気を掴み取ってきました。
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AKRacingチェアの種類

チェアの種類は数種類展開しています。
今回、筆者が購入したのは「AKRacing Pro-X V2」ですが他の種類についても簡単に紹介したいと思います。
Premium Monarca(本革:イタリアンレザー)

このモデルはAKRacingの最上級モデルで本革が使われています。
値段も最上級です。
Premium Monarca (本革:イタリアンレザー)の主な特長
ゲーミングチェアのリーディングブランドAKRacing(エーケーレーシング)が展開しているハイエンドオフィスチェアPremiumシリーズに、待望の本革シートモデルPremium M onarcaが追加。
味わいを増す本革シートはイタリアのタンナーが供給するカウハイドレザーを使用しています。
使い込むほどに身体になじみ、味わいを増す本革シートは、妥協を許さないビジネスパーソンの背中を支えるハイグレードなワーキングツールです。
Premium オフィスチェア

Premiumシリーズはオフィスチェアとしてシンプルなカラーリングで販売されています。
機能面では最上位のモデルになります。
Premiumシリーズの主な特徴
高い質感と快適な座り心地で発売以来ゲーミングシーンを中心に大好評をいただいているAKRacingチェア製品ラインナップに、オフィスシーンでの利用を想定して機能・デザイン両面においてブラッシュアップを図ったハイエンドモデルPremiumシリーズを追加いたします。
バックレスト部分に使われた極厚のシートクッションが体重をしっかりと受け止め、座面チルト機能とフルフラットリクライニング機能の組み合わせが個々のユーザーに合わせた快適な着座姿勢、休息姿勢をもたらします。
レーシングシートにインスパイアされた感性を刺激するアイコニックなデザインを特徴とするAKRacingゲーミングチェアは、そのエルゴノミクス(人間工学)設計によって座る者を最適な姿勢に導きます。ことに高い集中力の持続が必要とされるゲームシーンや、スピードとクリエイティビティの両立が求められる現代のワークシーンにおいてユーザーのパフォーマンス向上を支援してきました。新製品として発売されるPremiumシリーズは、そのようなAKRacingチェアの基本コンセプトを生かしつつ、機能面・デザイン面をリファインしたオフィス向けのハイエンドモデルです。
Pro-X V2 ゲーミングチェア

PRO-X V2は今回購入したチェアになります。
AKRacingの看板とも言える商品です。
PRO-X V2シリーズの主な特徴
2015年の発売以来エルゴノミクス設計に根差した快適性と高い質感が評価され、eスポーツの普及・発展とともにゲーミングファニチャー市場において確固たる地位を築いてきたAKRacing Pro-Xシリーズに、改良を施した新バージョンが登場します。
新たにPro-X V2シリーズとし発売されるアップデートモデルには、長期使用時の耐久性向上を図った高耐久PUレザー素材が張地として採用されています。フルフラットリクライニング、取り外し可能なヘッドレスト・ランバーサポート、4Dアジャスタブルアームレストといったチェアとしての基本機能は従来モデルからそのまま引き継いでいます。
ユーザーの皆様に安心して製品をご利用いただくため、AKRacingでは2019年9月よりチェア製品の保証期間を最長3年間(*)に延長しており、これはPro-X V2シリーズにも適用されます。なお各製品の市場想定売価(税別)は従来モデルから据え置きとなっており、コストパフォーマンス面でも魅力あるラインナップとなっています。
AKRacingはゲーミングチェアのリーディングブランドとして、成長と拡大を続けるeスポーツシーンに向け高品質・高信頼な製品を引き続き提案して参ります。
*張地(レザー・クロス)の摩耗・劣化、昇降機構の故障については1年間の保証となります。
Overture ゲーミングチェア

OvertureシリーズはAKRacingのゲーミングチェアの中で中間位置のモデルになります。
カラーも一番多く人気のモデルです。
Overtureシリーズの主な特徴
高い質感と快適な座り心地で発売以来大好評をいただいているAKRacingゲーミングチェア製品ラインナップに、新たなスタンダードモデルとしてOverture(オーバーチュア)シリーズを追加します。AKRacingならではの高いクオリティと豊富なカラーバリエーションが特長です。
AKRacingゲーミングチェアは、身体への負担をやわらげるエルゴノミクス設計とユニークかつ印象的なレーシンググシートをベースにしたデザイン・カラーリングによって、著名なプロゲーマーからも厚い信頼を得るゲーミングギアです。ニューモデルOverture(=序曲)は、その名が示すように”静寂の中から生まれる新しい音”をデザインコンセプトにしたスタンダードなゲーミングチェアです。
Overtureシリーズは特定の大手家電量販店にて先行して取り扱いを開始いたします。一部店舗では実機展示も行いますので、試座したうえで製品をお選びいただくことも可能です。
人体に優しいチェアによる健康的で活力ある生活の追求というテーマの元で開発が行われているAKRacingゲーミングチェアには、形状・素材・ディテールに至るまで開発者のこだわりが詰まっています。正規代理店テックウインドは、ニューモデルOvertureシリーズの価格セグメントを超える快適性を幅広いユーザーにお届けするべく取り組んで参ります。
Nitro V2 ゲーミングチェア

このシリーズは入門向けという位置付けです。
初めてゲーミングチェアを購入する方に上記のモデルのように高額なチェアを買うのに戸惑う方や予算に余裕がない方はこちらを購入している方が多いと思います。
Nitoro V2ゲーミングチェアの主な特徴
2015年の発売以来エルゴノミクス設計に根差した快適性と高い質感が評価され、eスポーツの普及・発展とともにゲーミングファニチャー市場において確固たる地位を築いてきたAKRacing NITROシリーズに、改良を施した新バージョンが登場します。
新たにNITRO V2シリーズとし発売されるアップデートモデルには、長期使用時の耐久性向上を図った高耐久PUレザー素材が張地として採用されています。フルフラットリクライニング、取り外し可能なヘッドレスト・ランバーサポート、高さ調整機能付きアームレストといったチェアとしての基本機能は従来モデルからそのまま引き継いでいます。
ユーザーの皆様に安心して製品をご利用いただくため、AKRacingでは2019年9月よりチェア製品の保証期間を最長3年間(*)に延長しており、これはNITRO V2シリーズにも適用されます。なお各製品の市場想定売価(税別)は従来モデルから据え置きとなっており、コストパフォーマンス面でも魅力あるラインナップとなっています。
AKRacingはゲーミングチェアのリーディングブランドとして、成長と拡大を続けるeスポーツシーンに向け高品質・高信頼な製品を引き続き提案して参ります。
*張地(レザー・クロス)の摩耗・劣化、昇降機構の故障については1年間の保証となります。
Wolf ゲーミングチェア

Wolfシリーズはファブリック素材が一番特徴的なチェアです。
ファブリック素材を選択肢に入れている場合はAKRacingの場合ははこのWolfシリーズを選択することになります。
Wolfシリーズの主な特徴
AKRacingゲーミングチェア製品ラインナップに、張り地にファブリック(布地)を採用したエントリーモデルとなるWolf(ウルフ)シリーズを追加いたします。肌触りと通気性の良いファブリックを使用しつつ上位機種の基本設計・機能を踏襲したコストパフォーマンスに優れる製品です。
AKRacingのデザインチームは、人体に優しいチェアによってゲーマーやワーカーにより健康的で活力にあふれる日々を過ごしてほしいという不変の理念のもと製品開発にあたっています。その理念に共鳴する正規代理店テックウインドは、価格セグメントを超えるパフォーマンスを発揮するWolfシリーズによりAKRacingチェアの魅力と価値をこれまで以上に幅広いユーザーにお届けしていきたいと考えています。
コラボレーションチェア
AK Racingにはコラボレーションチェアが存在しています。
有名なゲーミングチェアブランドだと他のブランドでもコラボしていますので、是非お気に入りを探して見て下さい。
Pro-X V2 ジャイアンツ コラボレーションチェア

野球好きにはたまらないジャイアンツ仕様です。
本体はPro-X V2がベースになっています。
今シーズンからAKRacingがオフィシャルチェアサプライヤーとして東京ドーム1塁側ベンチ、監督席に設置している読売巨人軍仕様のスペシャルデザインチェアが、ファンの皆様からの熱いリクエストを受けて商品化されます。
実際に原監督がダグアウト内で使用しているチェアのデザインを忠実に再現し、背もたれ中央部にはYGマーク、座面部分にはチームロゴが美しい刺繍で施されています。カラーリングは読売巨人軍のチームカラーである黒とオレンジを効果的にレイアウトし、重厚感とインパクトを併せ持つ外観となっています。
○実際にダグアウト内に設置されているチェアとは一部チェアの仕様が異なります。
ONE PIECE コラボレーションチェア

人気漫画ワンピースとのコラボモデル。
こちらはOverture仕様になっています。
今回発売されるONE PIECEシリーズチェアは、作品の主要キャラクターである「麦わらの一味」のルフィ、ゾロ、サンジ、ナミ、チョッパーをモチーフにした5色展開となっています。鮮やかな各キャラクターのイメージカラーをベースに、精巧な刺繍で再現されたワンピースのタイトルロゴとキャラクターごとに異なる海賊旗のアイコンをアクセントとして配置しています。これらはAKRacingのブランドロゴとダブルネームとなっており、コラボレーションモデルであることが一目で分かるアイコニックなデザインが最大の特徴です。
チェアとしての基本仕様はAKRacingのスタンダードモデルであるOvertureシリーズを踏襲しています。張地には肌触りが良く耐久性にも優れた高品質PUレザーを採用し、フルフラットリクライニング機構や昇降式アームレスト、適切な着座姿勢を助けるヘッドレスト+ランバーサポートなど、AKRacingチェアの基本機能を押さえた製品となっています。これら上質な素材感と長時間使用時の疲労を軽減させる快適性は、国内ゲーミングファニチャー市場の黎明期からユーザーの支持を受けているAKRacingチェアの大きな特長となっています。ゲーミングチェアとしての活用はもちろん、一般的なデスクワークや自宅でのリラックスタイムにも適したAKRacing ONE PIECEシリーズは、日々の暮らしにゆとりと彩りを加えます。
AKRacing ONE PIECEシリーズは、ゲーミングチェアカテゴリとして唯一ワンピースキャラクターとのコラボレーションを実現した製品です。チェアとしての質実剛健さを維持しつつ、キャラクターのイメージカラーに合わせるべく試作と調整を重ね長年のワンピースファンにも楽しんでいただける高品位な仕上がりとなっています。いくつものムーブメントを起こしながら、今なお成長しつづける、少年向けエンターテイメントの最高峰である「ワンピース」の冒険譚を、大好きなキャラクターと一緒に満喫できるスペシャルチェアです。
開封・組み立て
ここからは購入品のレビューをしていきたいと思います。
上記で紹介しているモデルで今回、筆者が購入したのは「AKRacing Pro-X V2」です。

AKRacingの中では看板商品であり、上位モデルになります。
梱包されている箱はかなり大きく、一人では持ち運ぶことは難しそうなくらい重かったです。


椅子ひとつ分の大きさなのでかなり大きめの箱になります。
中身もスカスカではなく、ぎっしり詰まっていました。


各部パーツを取り出します。
すべてバラバラなので量は多いですが、最初にパーツがすべて揃っているか確認しましょう。

座面に破れや大きな傷がないか確認します。
この時発見した場合は保証で交換することができるので、見つけた場合は写真を撮っておきましょう。


シートの感触はほとんど車のような感じです。
各部包装を外していきます。


付属の小物やネジ、レンチ、説明書などが入った箱です。
これらもネジの数などがきちんと合っているか確認しましょう。


説明書にはパーツの数や種類と組み立て方の解説が掲載されています。
写真付きで分かりやすいので、誰でも組み立てられそうです。


座面と背もたれを組みますが、この時一人だと抑えながらネジを回す必要があります。


それぞれ両側をネジで止めていきます。
位置を合わせながら回す必要があるので、組み立ての中で一番大変でした。
組み上げたら両側にカバーを付けていきます。





カバーは分かりづらいですが左右の適した位置があるので気をつけましょう。
また、ネジの締めすぎに注意しましょう。



このように足用のプレートを取り付けます。
そして、足を取り付けるのにガススプリングを取り付けます。


ガススプリングは取り付け前にカバーを付ける必要があります。
向きに気をつけるようにしましょう。


キャスターを足に取り付けます。
結構硬めで取り付ける際に塗装が剥げることがあります。


約1時間ほどかけて完成しました。
広いスペースを確保しながらゆっくり進めれば、誰でも組み立てられるくらいには簡単です。


最後にランバーサポートとネックレストを装着させれば完成です。
必要のない方は使わなくてもいいと思います。

組立自体は時間がかかりますが、誰でも簡単に組み立てられますし、出来上がりもしっかりしています。
AKRacing Pro-X V2 レビュー
AKRacing Pro-X V2の率直な感想は「最高のゲームングチェア」でした。
かなりおすすめできるチェアだと思います。
以下にメリットをまとめてみました。
- 180度のリクライニング
- PUレザーの高級感や座りごごち
- 4Dアームレスト
180度のリクライニングがいい

様々なブランドがあるゲーミングチェアですが、180度リクライニングができるのはAKRacingだけで、代表的な機能です。
作業の合間に休憩を取る時に、リクライニングを下げるだけで寝れるのはすごく良かったです。
オットマンがあると更にいいと思いますが、自宅での使用に限られます。
PUレザーの高級感や座りごごちが最高

車のシートに座っている感覚が一番近いです。
幅がかなり広めに作られており、アジア人向けになっています。
椅子の上であぐらをかくこともできました。
4Dアームレストの調節具合がいい

アームレストの位置を細かく変更できるので、椅子の高さやデスクの高さによっていろいろと自由が効きます。
固定されていると窮屈なこともあるので、かなりいい機能だと思いました。
AKRacing Pro-X V2 デメリット
- PUレザー素材の為経年劣化が激しそう
- そもそも値段が高い
- 中国製だから質が悪そう
PUレザー素材の為経年劣化が激しそう
PUレザーには加水分解という性質があります。
上記の動画では購入したAKRacingのレザーが加水分解を起こして剥がれるという現象が起きています。
正直これはそこそこの金額を出して購入するゲーミングチェアで起こるとショックですよね。
一部のユーザーはこの加水分解を考えて「ファブリック素材」のチェアを選択する方もいます。
AKRacingでは「Wolfシリーズ」でファブリック素材が採用されています。
機能的にも問題なく使用できるのでこちらを選択しても大丈夫ですが、加水分解を対策すればPUレザーの品質を楽しみながら使用することができます。
長期的に使うと、どうしても剥離してきてしまいます。
対策としては水分をできるだけ取り除く事。
夏場は特に蒸れたり、汗がついたりしてしまいます。その際に早めに拭き取ってあげたり、直接座面に座らずに膝掛けや座布団を敷いてもいいと思います。
フェイクレザーは水分自体は弾くので定期的に手入れしましょう。
椅子の経年劣化は正直どうしようもないと思います。
劣化が進んでしまったら潔く新しいものを購入するのがいいと思います。
そもそも値段が高い
AKRacingは値段が高いですが、椅子は普段から多く使うものですし体と床の間にあるものにはお金を使った方がいいと言われています。
腰や首の負担の軽減にもなりますしそれだけの価値はあると思います。
購入検討する場合はセールを狙うのがおすすめです。
中国製だから質が悪そう
冒頭でも紹介した通りAKRacingは中国で立ち上げられた中国の会社です。
他の製品でも中国製というだけで「安いんだろう」とか「低品質」という考えの方は一定数いると思います。
ライバル会社で同じくらいの規模である「DXRacer」はアメリカの会社です。
どちらのも遜色ないレベルの作りですが、アジア圏の「AKRacing」の方が日本人には合っているのかな?と思いました。
また、レザーの問題などもありAKRacingは1年の保証などもあったりとかなりおすすめです。
このような事から海外向けに展開している古参のゲーミングチェアですので、中国製品でもかなり質のいい出来上がりになっているチェアだと思います。
評価

- 180度のリクライニング機能
- PUレザーの高級感や座りごごちが最高
- 4Dアームレストはかなり有能
- PUレザー素材の為経年劣化が激しそう
- そもそも値段が高い
- 中国製だから質が悪そう
AKRacingのゲーミングチェアはかなりいいアイテムです。
様々なところで使われていることもあり、認知度も高く見た目もかっこいいので、勝手損はしないチェアでした。
DXRacerもコラボ商品などを展開しており、プレイステーションコラボのチェアはかなりオシャレでいいなぁと思いました。

どちらのブランドも高品質のチェアなので、満足いくと思います。
あとは、気に入った方を選んでみましょう。

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