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Blackview AirBuds 12レビュー|1,999円でANC搭載、実際に使うと価格以上?

Blackviewから、ANC(アクティブノイズキャンセリング)やタッチディスプレイ付き充電ケースを備えた完全ワイヤレスイヤホン「AirBuds 12」が登場しています。
今回、Blackviewより実機をご提供いただき、数日間実際に使用してみました。
AirBuds 12は、ANCや外音取り込み、タッチディスプレイ付きケースなどを備えながら、キャンペーン期間中は1,999円で購入できます。
価格だけを見るとかなり安いイヤホンですが、PRIME GEARでは「安い=コスパがいい」とは考えていません。
実際の使い勝手や装着感、音質、機能などを含めて、その体験に価格が見合っているかが重要です。
数日使った結論として、AirBuds 12は音質や操作性に気になる部分こそあるものの、装着感の良さやANCの実用性まで含めると、1,999円に対して得られる体験はかなり大きいと感じました。

Blackview AirBuds 12とは?

Blackview AirBuds 12は、カナル型を採用した完全ワイヤレスイヤホンです。
10mmダイナミックドライバーを搭載し、Bluetooth 5.4やAAC/SBC、ANC、ENC、IPX7の防水性能に対応しています。
さらに特徴的なのが、充電ケースに搭載されたタッチディスプレイです。
ANCなどの機能を備えた低価格イヤホン自体は珍しくありませんが、AirBuds 12はケース側からも操作できるなど、価格を抑えながら機能をかなり詰め込んでいます。
| 製品名 | Blackview AirBuds 12 |
|---|---|
| タイプ | カナル型完全ワイヤレスイヤホン |
| ドライバー | 10mm ダイナミックドライバー |
| 周波数特性 | 20Hz〜20kHz |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
| コーデック | SBC / AAC |
| バッテリー | イヤホン 35mAh / ケース 400mAh |
| 充電端子 | USB Type-C |
| 防水性能 | IPX7 |
| 主な機能 | ANC / ENC / タッチディスプレイ |
Blackview AirBuds 12を実際に使ってみた
ここからは、AirBuds 12を数日間使用して感じたことを紹介します。
普段はAirPods Pro 3を使用していますが、価格帯が大きく異なるため、単純な優劣ではなくAirBuds 12の価格や用途を踏まえて評価しています。
外観・装着感|想像以上にしっかりした作り


AirBuds 12はプラスチック感こそありますが、実際に手に取ってみると極端な安っぽさは感じません。
光沢部分は指紋が目立ちやすいものの、全体的な作りは価格を考えれば十分です。

特に良かったのが装着感で、筆者は長時間付けていても大きな違和感はありませんでした。
カナル型なので好みは分かれますが、イヤーピース型が好きな人なら使いやすいと思います。

Bluetoothのペアリングも簡単で、接続について大きな不満はありませんでした。
音質|聴ければ十分という人向け

音質は、普段使っているAirPods Pro 3から切り替えると違いを感じます。
特に低音が強く、解像感や全体のバランスを重視する人には物足りないと思います。

ただし、音質が悪くて聴けないわけではありません。しばらく使っていると気になりにくくなり、音楽や動画を楽しむには十分でした。
音質を最優先するなら同価格帯の有線イヤホンも検討したいところですが、ワイヤレスやANCまで含めて考えると納得できる音質です。
ANC|AirBuds 12で一番驚いた
実際に使って一番印象が良かったのはANCです。

オンにすると周囲の余計な音が抑えられ、音楽にも集中しやすくなります。ノイズが減ることで、ANCをオフにした状態より音そのものも聴き取りやすく感じました。
一方、外音取り込みは使えるものの、自然さはもう一歩です。
個人的には外音取り込みは補助機能と考え、AirBuds 12ではANCを基本に使うのがおすすめです。
タッチディスプレイ・操作性|面白いが操作は複雑
充電ケースにはタッチディスプレイがあり、バッテリー残量の確認などができます。
低価格イヤホンとしては珍しく、最初は触っているだけでも面白い機能です。ただ、数日使うと頻繁に操作するものではありませんでした。

また、日本語表示には対応しておらず、基本的に英語で使用する必要があります。
イヤホン本体もタップ操作に対応していますが、左右で機能が異なり、タップ回数や長押しなど操作方法も多めです。
できることは多い反面、数日使ってもすべて覚えるのは難しく、ここはAirBuds 12で特に気になった部分でした。
バッテリー|ケースの減りは少し気になる

イヤホン本体のバッテリーは、数日使った範囲では特に不満を感じませんでした。
一方、ケースは普段使っているAirPods Pro 3よりも、体感でバッテリーの減りが早く感じます。
タッチディスプレイの影響も考えられますが、実測していないため原因は断定できません。
普段使いに困るほどではないものの、ケース側の残量は少し意識しておきたいです。
メリット・デメリット
- ANCが実用的で音楽に集中しやすい
- 長時間でも使いやすい装着感
- Bluetooth接続が簡単
- 価格に対する総合的な使用感が良い
- タッチディスプレイでバッテリー残量を確認できる
- 音質は解像感やバランスに物足りなさがある
- タッチ操作が複雑で覚えにくい
- 外音取り込みの自然さはいまひとつ
- ケースのバッテリー消費が早く感じる
- タッチディスプレイが日本語表示に対応していない
特に評価したいのは、装着感とANCです。
単に「1,999円で買える」ことを評価しているわけではありません。
実際に数日使ってみて、装着感が良く、接続にも困らず、ANCも十分実用的でした。そのうえで音楽や動画を普通に楽しめるため、総合的な使用感に対して1,999円という価格はかなり低いと感じます。
これが、AirBuds 12を「コスパがいい」と評価した理由です。
価格を考えれば納得できる部分は多いものの、安いからといって欠点がなくなるわけではありません。
特に音質や操作性を重視する場合は、AirBuds 12を選ぶ前に確認しておきたいポイントです。
筆者ならAirBuds 12を買う?
ここまで評価しておいて少し意外かもしれませんが、筆者自身がメインイヤホンとしてAirBuds 12を購入するかと聞かれると、おそらく選びません。
筆者はガジェットを選ぶとき、価格の安さよりも、長く使えることやメーカーの思想、製品としてのコンセプト、デザイン、所有したときの満足感を重視しています。

イヤホンについても同じで、多少価格が高くても「これを長く使いたい」と思える製品を選ぶタイプです。
AirBuds 12は、その価値観とは少し方向性が違います。
ただし、これは製品の良し悪しとは別の話です。

イヤホンに求めるものが「手頃な価格」「ワイヤレス」「ANC」「快適な装着感」「普通に音楽を楽しめること」であれば、AirBuds 12の評価は大きく変わります。
製品選びでは、単純に高い・安いではなく、自分が何を重視するかで選ぶことが大切です。
安いからではなく、1,999円に対する体験が良い

- ANCが実用的で音楽に集中しやすい
- 長時間でも使いやすい装着感
- 価格に対する総合的な使用感が良い
- 音質は解像感やバランスに物足りなさがある
- タッチ操作が複雑で覚えにくい
- 外音取り込みの自然さはいまひとつ
Blackview AirBuds 12を数日使ってみて、良い意味でも悪い意味でも価格から想像していた印象とは少し違いました。
音質は高価格帯のイヤホンと比べると差を感じますし、タッチ操作は複雑です。外音取り込みやケースの質感など、価格相応だと感じる部分もあります。
一方、装着感は良く、Bluetooth接続も簡単。特にANCは想像していた以上に実用的で、オンにすると音楽そのものも聴きやすくなりました。
PRIME GEARでは、価格が安いだけの製品を「コスパがいい」とは考えていません。
実際に使って得られる体験に対して、その価格がどれだけ納得できるか。
その基準で考えると、AirBuds 12は1,999円という価格に対して、装着感、ANC、ワイヤレス接続、タッチディスプレイなど、得られるものが多いイヤホンです。
音質や所有感を追求する製品ではありませんが、「聴ければいい」だけで終わらず、普段使いに便利な機能までしっかり備えています。
割り切るべき部分を理解したうえで選ぶなら、コストパフォーマンスはかなり高いと感じました。

