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finalmouse Ultralight 2 Cape Townはどんな人におすすめ?小型・超軽量マウスの実力を徹底解説

軽さこそ正義――そんなゲーマーに愛され続けるブランドが「Finalmouse(ファイナルマウス)」です。
世界中のプロゲーマーやマウスマニアから熱い支持を受けながらも、生産数が非常に少なく、“抽選販売のみ”という入手難易度の高さでも知られています。
そんなFinalmouseの中で、有線マウス最後のモデルとして登場したのが「Ultralight 2 Cape Town(ウルトラライト2 ケープタウン)」です。
今回は、実際に入手しての使用感や特徴、そしてどんな人におすすめできるかを徹底的にレビューしていきます。
注意
Finalmouse Ultralight 2 Cape Townはすでに生産終了となっています。
入手するには、中古ショップやフリマ、オークションを利用する必要があります。

finalmouseとは?
ゲーミングマウスの中でも“軽さ”と“操作感”を極限まで突き詰めたブランド「Finalmouse(ファイナルマウス)」。


Ultralight 2 Cape Townはその中でも最後のマウスと明言されていましたが、結局は嘘でした。
有線マウスはこれで終了となり、新たにワイヤレスマウスが販売されていくことになります。






もう通常では手に入らないマウスですが、今回は実際に使用して感じた率直な使用感をもとに、このマウスの魅力や癖、そしてどんな人におすすめかを詳しくレビューしていきます。
外観・スペック
手の小さい人に最適なサイズ感
ケープタウンはfinalmouseの中でも小さいと言われているマウスです。
今後登場してくるサイズ展開のスモールサイズに位置します。
finalmouse特有のハニカムデザインと軽量化を追求したマウスとなっています。
![]() Ultralight 2 Cape Town | |
---|---|
センサー | Pixart PMW3360 |
ボタン数 | 6個 |
重さ | 47g |
サイズ | 長さ116mm、幅54mm、高さ36mm |
ポーリングレート | 500Hz |
DPI | 400 / 800 / 1600 / 3200 |
価格 | 120ドル |
非常にコンパクトで軽量(約47g)ですが、サイズがかなり小さいのが特徴です。
サイズ感故に、サイドボタンの使用には慣れが必要で、被せ持ちには不向き、つまみ持ちに最適となっています。
スクロールは前機種から改善されていて、操作性がかなり向上しました。
finalmouse Ultralight 2 Cape Town
実際に使ってみた感想

finalmouse Ultralight 2 Cape Townをレビューしていきます。
今回のマウスは、筆者が「finalmouseレビューしてぇ」と言っていた所、友人が所持していたのを譲ってもらいました。
第一弾として「Cape Town」をレビューしますが、今後もfinalmouseをレビューしていきます。

第一印象として「圧倒的に小さくて軽い」です。
このマウスの一番の特徴ですが、小さくて軽いというのは、クセが強いということです。
また、マウス全体では、前作のFinalmouse Air58と大きく異なっています。
Finalmouse Air58と変わったところ
- ソールが滑りやすくなっており、操作性が向上
- クリック感・サイドボタンは前作と大きな差はなし
- 剛性が上がっており、全体的にしっかりした作りに進化
そもそもサイズ感が全然違いますが、それ以外にも向上している部分も多いんです。
ただ、このサイズ感に慣れない方は、前作のFinalmouse Air58に戻っていくユーザーも多かったみたいですね。
小さいマウスのため「非常に軽く、振りやすいため、ローセンシ~ミドルセンシユーザーにおすすめ」ですが「ハイセンシユーザーには軽すぎて手ブレしやすい可能性あり」というところです。
そもそも小さいマウスが無理!という方は選択肢には入らないと思いますね。
進化したクオリティ

スクロールは大きく変わっており、より回しやすくなっています。
ベタベタしない素材になったのが大きいんだと思いますね。
特徴的なオレンジが結構映えます!

ソールは張り替える必要がないくらいしっかりした物に変更されています。
個人的にはこのまま使っても全然いいと思いますが、自分の好みのソールに貼り替えている方も一定数いるようでした。

有線finalmouseの特徴であるファントムケーブルは、少し硬めになったことで、マウス下への挟み込みが軽減されています。
有線を使う場合はマウスバンジーは使ったほうがいいですが、うねうねして邪魔なコードが、ある程度しっかりしたことで使い心地が全然違いました。
インフィニティスキン

finalmouse Ultralight 2 Cape Townに付属しているインフィニティスキンは3種類あります。
ケープタウンが使いにくい!という意見はかなり聞きますが、こんもインフィニティスキンを付けると、使い心地が大きく変わります。
このあとのシリーズにもスキンが付くようになり、自分の好みにマウスの大きさを変更できるのは画期的なんだなと思わされます。
メリット・デメリット
- スキンなしでは滑りやすく扱いづらい
- 貼るとちょうど良くなるが、一度貼るとベタつきが残る
- クッション性があり、エイムがブレることもある
ケープタウンに付属しているスキンサイズは以下の3点です。

厚さは1.2mm~2.5mmまで、topのみ変わりません。
スキンによって2倍もの厚さが違うので、かなり大きく変えることができます。
サイズを比べてみた
ゲームングマウスと言えば、大人気であるLogicool G Pro Wirelessと簡単に比較してみました。

サイズ感はやはり一回り違います。
この一回りというのは実際かなりの差になっており、使い心地が全くと言っていいほど違います。
![]() Ultralight 2 Cape Town | ![]() Logicool G PRO LIGHTSPEED | |
---|---|---|
長さ | 116mm | 125mm |
幅 | 54mm | 63.5mm |
高さ | 36mm | 40mm |
重量 | 47g | 80g |
それぞれサイズ感のみ比較してみました。
ケープタウンはインフィニティスキンで、サイズを調整できるので、少し自由度があります。
重量に関しては約2倍の差があります。(インフィニティスキンを装着すると変わります)
価格と購入場所

現在は公式では取り扱いがなく、中古や新古品が中心となっています。
ワイヤレスマウスが中心となっているので、有線のケープタウンはかなり高額というわけでもなく、程度にもよりますが「6,000円~15,000円」の相場となっています。
finalmouse日本の正規代理店である、ふもっふのおみせでは、新品価格13,900円(税込)で購入できたので、あまり値崩れはしていません。
癖はあるが“刺さる人には神マウス”

- 最軽量と小柄を併せ持つ
- 性能面は言うことがない
- インフィニティスキンでサイズ調整
- クセが強く、人を選ぶ
- 価格は高め
- インフィニティスキンが嫌いな人もいる
Ultralight 2 Cape Townは、癖の強いマウスです。
ただし、条件がハマれば他には代え難い操作感が得られます。特に以下のような方にはピッタリ。
こんな人におすすめ
- 小さいマウスが好きな人
- つまみ持ちで軽量マウスを探している人
- ローセンシ~ミドルセンシでプレイしているFPSゲーマー
- Finalmouseファン・コレクター
「軽さ」を武器にしたいゲーマーには、今でも価値ある1台です。

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