Apple Intelligenceについて機能、料金、ChatGPT-4との違い

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海外では先行して登場した機能「Apple Intelligence」が遂に日本上陸です。

2025年4月初旬に登場します。

iPhone16シリーズの目玉機能で、大幅にAppleから登場するAIを対応デバイスで使えるようになります。

英語圏のローカライズ

  • オーストラリア
  • カナダ
  • アイルランド
  • ニュージーランド
  • 南アフリカ
  • 英国

上記の地域で現在は展開されていますが、Appleは多言語サポートを数ヶ月以内に開始すると発表されており、その中には日本語もありました。

英語ではすでにベータ版が登場しているので、実際にiPhone16 ProでApple Intelligenceを使ってみました。

今回はApple Intelligenceで覚えておくべき機能について解説していきます。

目次

Apple Intelligence

Apple製品に搭載されるAIの「Apple Intelligence」はAIベンダーOpenAIの生成AIツール「ChatGPT」が利用できるようになっています。

Appleデバイスの機能を底上げしてくれるAIは対応機種が決まっています。

Apple Intelligence対応機種

  • iPhone16 全モデル
  • iPhone 15 Pro
  • iPhone 15 Pro Max
  • A17 ProまたはM1以降を搭載したiPad 全モデル
  • M1以降を搭載したMac

また、最新のOSにアップデートする必要があります。

公式サイトApple Intelligenceを入手する方法

Apple Intelligenceの機能

Apple Intelligenceの機能がさまざまなアプリや体験に統合されるようになります。

  • ジェン文字
  • Image Playground
  • Apple Pencilツールパレットの画像マジックワンド
  • 文書作成ツール
  • 写真アプリのクリーンアップ
  • 写真アプリでのメモリームービーの作成1
  • 写真アプリでの自然言語検索
  • 通知の要約
  • 「さまたげ低減」の集中モード
  • 「インテリジェントブレークスルーと非通知」の集中モード
  • メールアプリでの優先度メッセージ
  • メールアプリとメッセージアプリでのスマートリプライ
  • メールアプリとメッセージアプリでの要約
  • Siriの機能改善(製品知識、リクエスト処理のレジリエンスの向上、新しい外観と操作性、より自然な声、Siriにタイプ入力する機能など)
  • Siriと作文ツールへのChatGPTの統合

この他にも順次新たに機能が追加されていきます。

公式ページApple Intelligence

注目の機能について

Apple Intelligenceには様々な機能がありますが、個人的に注目している機能について紹介してみます。

Siriの大幅な進化

従来からApple製品に搭載されているSiriが大幅にパワーアップしています。

起動時の掛け声も「Hey Siri」と「Siri」から選択することができて、音声入力以外にもテキスト入力に対応し、切り替えがスムーズになっています。

Apple製のアプリはもちろん、他社製のアプリでも幅広くアクションができるようになっています。

文章の生成や訂正等も高水準

メールやメモなど、なんだかんだテキストを入力する機会はありますよね。

これらのテキスト生成をすべていい感じにこなしてくれます。

テキストを選択した状態で、「Rewrite(書き直し)」や「Proofread(校正)」など様々な変換を実行してくれます。

ビジネスメールも、適当に伝えたい内容を入力して、Apple Intelligenceに変換してもらえば仕事もスムーズになりますね。

Image Creation

これはApple Intelligenceをオンにすることで、自動で増えるAppleのアプリです。

簡単な使い方はテキストからイメージを生成してくれる機能です。

自分の顔をイメージに変換、生成することもできるので、SNSや社内でのやり取りの簡単なアイコンとしても使うことができます。

カメラにもAI機能が付随

Appleは出遅れ感があるかもしれませんが、カメラで写したものの詳細を表示する機能「Visual Intelligence」が追加されます。

AIでどういうモノなのかを判別して、検索結果を表示できるのでかなり便利だと思います。

更に説明文に対して、テキストから質問をすることもできます。

写真や動画の編集・管理が最適化

すでに公開されているAndroidでのAIクリエイトは大抵できるようになります。

写真に写った不要なものを消したり(消しゴムマジック的な)動画をテキスト入力で自動でまとめる「メモリームービー」も作成できます。

英語で一足先に体験

日本に住んでいても、対応機種で言語をアメリカ英語に変更すれば、ベータ版を利用することができます。

簡単なので体験してみました。

英語でしかSiriと話せないので、日本に住んでいる場合は恩恵が少ないですが、やはり変化は感じることができます。

発音が結構大事で話しかけても理解してくれないこともありましたw

Apple Intelligenceの日本語対応が楽しみです!

料金について

Apple IntelligenceはChatGPTがベースなので、料金が発生してもおかしくありません。

ですが、基本的には無料で使用できるようになっています。

将来的なアップデートで有料のプランが登場する可能性もあります。

ChatGPT-4とApple Intelligenceの違い

ChatGPTはApple Intelligenceの中核的な機能とは別のものです。

AppleのプレゼンではChatGPTなどの外部サービスが発表されていましたが、実際どんな違いがあるのかよくわかりませんよね。

ここでは簡単にApple IntelligenceがAppleのAIである理由について解説しています。

ChatGPT-4との違い

  • Appleデバイスとの完全統合
    • iPhoneやmacを含むすべてのデバイスで最適化され、統合されています。AppleのためのAIです。
  • プライバシーと性能の両立
    • AppleのAIはハイブリッドモデルを採用しており、Apple Intelligenceはプライバシー面でChatGPT-4で機能面を向上させています。

大きな違いはこの2つでAppleのためのAIでプライバシー性能が高く、性能面ではApple IntelligenceがChatGPTを使って向上させています。

プライバシーを大切にするAppleならではですね。


iOS18の目玉機能であるApple Intelligenceについても様々な情報が出てきたので、一通りまとめてみました。

ひとまずApple Intelligenceが待ち遠しいですね。

2025年4月初旬のアップデートで対応する予定なので、心待ちにしておきましょう!

参考記事アップルの「独自開発AI」の誤解。ChatGPTは“おまけ”だと断言できる、深い理由

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